organic VEGIMO 野菜食堂

VEGIMO

手探りのなかで 見つけた方法は シンプルでした。 それは、身を任せて 大地の声を聞くこと。

群生する野菜、
ポツンと佇む新しい芽。
そこから何を読み取るか。
野菜にはいつも答えがあって、
じっと目を凝らせば見えてくる。

太陽が照りつける日も、
長い雨が止まない時も、委ねて見守ることで、
自然とたくましく強く、
あるべき姿に成長していく。

よくよく観察し向き合うなかで、
自然が現すメッセージを受け取り
アクションしていくこと。
これがベジモのたどり着いた方法でした。

料理

そして、驚くほどに、
料理もまた同じ。
野菜の弾ける果肉を、油でさっと炒めたり、
時間をかけて干したり、細かく刻んだり、
新鮮さをただ信じて、
ふさわしい姿に料理していけば、
重ね合わせるなかで、
ここにしかない力強い味が生まれる。
長年技術を磨いた料理人が、
今朝採れたトマトをただ優しく洗うように。
集中して野菜の声を聞けば、
どんなにおいしく食べてもらえるか、
たちどころに見えてくるのです。

コミュニティ

暮らしている場所を愛し、
楽しく働き、よく食べ、
そこを選んで生きる人びとと、
繋がって、大切に暮らす。
みんなの共通の場所は畑。
みんなが立ち寄れる場所はお店。

健やかであること

エネルギーのある料理を食べ、
人びとが本来的な元気を取り戻す。
私たちが生きる現代社会は、
さまざまなストレスに溢れています。
けれど、1日に3度の食事には、
それをお腹の底から元気づける力があります。
香ばしさ、鮮やかな色、しっかりとした味。
おいしい!は、
底抜けのたくましさと笑顔を連れてきます。

おいしく楽しく食べること。
シンプルにこれを、やり続けたい。